幼児教育系列

子どもが好き!を仕事にできる


こんな人に向いています

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子どもが大好き

子どもと接することが大好きな中学生の皆様には、「保育士」という仕事が向いているかもしれません。保育士になるには、「保育士資格」が必要です。淑徳高校では、その基礎となる学習をすることが可能です。保育士の専門性を養うために、座学では「発達と保育」、実技ではリズムダンスやピアノ、造形、読み聞かせなど、様々な表現活動について学べます。

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将来保育士免許を取得したい

「保育士資格」は厚生労働省が管轄する国家資格です。保育士は、子どもたち( 乳児・幼児)の基本的な生活習慣の自立を目指し、年齢に合わせた保育を行います。遊びや運動などを通じて、子どもたちの成長を支えたり、可能性を引き出したりすることも大切な仕事です。保育園だけでなく、児童養護施設等の福祉施設で働く保育士も増えており、保育士の夢を実現する場所はたくさんあるのです。


カリキュラム紹介

淑徳高校の各系列のカリキュラムは、学年が上がるにつれて選択科目が増え
どんどんあなたの好きな勉強ができる仕組みになっています!
ここでは、カリキュラムの一部をご紹介します。

  • 1年生

    • 発達と保育Ⅰ

      乳幼児の成長発達や子どもの可能性を信じ、どのように伸ばしていくかを学ぶ教科です。

    • ピアノ

      1~3年生まで個人レッスンを行います。弾き歌いや連弾にも取り組みます。

    • リズム

      のびのびと身体表現をする教科です。基本的なステップやポンポン、フープなども使って楽しく表現します。

  • 2年生

    • 子ども文化Ⅰ

      自ら制作した紙芝居やパネルシアターなどを使って、保育園で保育士さんのように演じます。

    • 子どもの福祉

      2、3年生で、子どもに関する法制度や実施体制等、専門的な分野について学びます。

    • 発達と保育Ⅱ

      実習園「さつき保育園」での2日間実習・夏休みの地元保育園での10日間実習を行います。

  • 3年生

    • 母子保健

      母子関係の大切さを認識し、妊娠・出産・子どもの感染症について学習し、その場の手当を深く学びます。

    • 乳幼児の心理

      子どもの人権を尊重し、年齢に応じての心理を細やかに分析します。大人の言葉掛けの重要度も学習します。

    • 音楽理論

      演奏などのために必要な基礎的理論である楽典から更に発展させた学習です。


つかめる夢

幼児教育系列を卒業した先輩たちの多くは、大学や短大等に進学し、その後様々な夢を掴み取っています。
ここでは、その一例をご紹介します。

  • 保育士となり豊かな保育を

    生徒の保育園実習先を訪問させていただくと、笑顔いっぱいの本校卒業生に出会います。その先輩から現場での保育を丁寧に学びます。保育園は「保護者が日々働いている」などの理由により、家庭において十分に保育できない場合に、子どもを一定時間保育する施設です。未来ある子どもの保育には大きな責任感が必要ですが、成長を見守りながらやりがいを感じられる仕事です。

  • 障害児施設で自立支援を

    先天性・後天性によって、心身に障がいを持っている子どもが、自立を目指していけるよう援助していく施設です。いろいろと言葉をかけながら、生きがいある毎日になるように、卒業生もたくさん働いています。この仕事も、保育士資格を活かせる職業の一つです。

  • 教育大学へ進学し、小学校教諭に

    夏休みに市内の児童クラブ指導員のアルバイトをし、保育士の夢が小学校の先生に変わり、現場でも頼もしく頑張っている先輩も増えてきました。4年制大学を卒業し、小学校教諭免許を取得後、都道府県の採用試験を受ける段階を通過すれば、晴れて小学校教諭として教壇に立てるようになります。